

2022年5月11日(水)19:00-20:00
オンライン「ブライン碁」サロン
碁盤の見えない・見えにくい人も触って碁石の位置を確認できる立体囲碁盤「アイゴツー」を使って、目の見える人と一緒に囲碁が楽しめる「ブライン碁」を、一般社団法人日本視覚障害者囲碁協会代表理事の柿島光晴アマ4段が紹介します。受講者はパソコンのスクリーン上の碁盤を見るか、手元に碁盤(最初は9路盤から)を用意してください。毎回、柿島4段とゲスト受講者の対局をライブで閲覧できます。囲碁を学びたい初心者の方も歓迎です。柿島4段との対局を希望される方は「職業」欄に、「会社員・対局希望」などと、記入してください。受講、対局とも無料です。
このイベントはオンラインシステムZoomを使って実施されます。申し込みされた方には、イベントの前日までにURLを送ります。
-
■開催概要
開場 18:50 開演 19:00
終演 20:00 定員:30名登壇者
柿島光晴
(かきじま・みつはる)1977年、東京都町田市生まれ。網膜色素変性症の影響で、20歳を過ぎた頃から急激に目が見えにくくなり、数年後に失明。盲学校在籍時、テレビ「ヒカルの碁」を聴き、囲碁に興味を持つ。2005年、手で触れて打つことができる、視覚障害者用囲碁板「アイゴ」に出合い、アイゴの画期的な作りと、目が見えなくても碁番を脳内に思い描けるデザインに感動する。15年、金型が朽ちていたアイゴを復活、日本視覚障害者囲碁協会を発足。全国の盲学校・視覚特別支援学校へのアイゴ寄贈を開始。公益社団法人日本青年会議所主催の第31回人間力大賞準グランプリ・厚生労働大臣賞・まちづくり地球市民財団奨励賞受賞。19年、社会福祉法人進和学園でアイゴツーの制作販売を開始。20年、ZoomとYoutubeを使った動画チャンネル「みらクルTV」の中で、「視覚障害者への囲碁入門講座」を放送開始(現在も放送中)。21年、弱視にも打ちやすいように工夫した「新型アイゴツー」を開発、NHKのEテレ「囲碁フォーカス」でも取り上げられた。