

2021年3月4日(木)18:30-20:00
福島第一原発事故10年の再検証
3.11東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から10年を迎えます。
過酷事故による放射線の被被曝状況や健康被害はどうなっているのか?
敷地内の処理水処分、廃炉の見通し、放射性廃棄物の処理など山積する問題はどうすべきなのか?
また、事故後今日でも流されている放射能をめぐる不正確な情報・デマはいかに問題なのか?
甲状腺がんの「過剰診断」はなぜ問題なのか?
原子力政策の是非を超えて、科学的な土俵を共有した公正・公平な議論がなぜ必要なのか?
こうした問題提起を連ねた『福島第一原発事故10年の再検証』(あけび書房)の著者に、事故後10年の現状と課題について皆さんと考えます。
※このイベントはオンライン開催イベントです。
オンライン参加申し込みの方には、参加方法・アクセス情報を開催前日までにメールでお知らせします。(オンライン参加者の方は自宅など、静かな場所での参加に限ります。)
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■開催概要
開場 18:00 開演 18:30
終演 20:00 定員:50名登壇者
岩井 孝
(いわい・たかし)1981年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。専攻は原子核工学。1981年日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)入所。2015年に退職。現在、日本科学者会議原子力問題研究委員会委員長。
児玉 一八
(こだま・かずや)1988年金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士。専攻は生物化学、分子生物学。現在、核・エネルギー問題情報センター理事、原発問題住民運動全国連絡センター代表委員。
舘野 淳
(たての・じゅん)1959年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。日本原子力研究所員を経て、1997年から中央大学商学部教授。2007年中央大学退職。現在、核・エネルギー問題情報センター事務局長。
野口 邦和
(のぐち・くにかず)1977 年東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。専攻は放射化学、放射線防護学、環境放射線学。1977年日本大学助手、准教授を経て2018年退職。現在、本宮市放射線健康リスク管理アドバイザー、原水爆禁止世界大会運営委員会共同代表。

毎日新聞東京本社1階にある「MOTTAINAI STATION」を毎日メディアカフェとして午前11時から午後6時(イベント開催日は午後8時30分)まで開放しています。新聞や雑誌を読んだり、タブレット端末で毎日新聞ニュースサイトなどを検索したりできます。イベントは全て無料で参加できます(予約制、申し込み順)。