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古山まどかのCSR担当レポート

新日鉄住金株式会社

この方にインタビューしました!

総務部 広報センター 
主幹 菊池 佳代さん
環境部 環境リレーション室 
主幹 林 永幸さん

総合力世界No.1の鉄鋼メーカーをめざして

菊池氏:
当社は、2012年に新日本製鉄と住友金属工業の2つの会社が経営統合して誕生した会社ですが、企業理念、経営理念そのものがCSRの考え方なのです。
まどか:
「新日鉄住金グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、優れた製品・サービスの提供を通じて、社会の発展に貢献します。」とありますね。

菊池氏:
私たちが作る鉄は、自動車や橋、船などの大きなものから、ねじやくぎといった身の回りにあるものまで様々なところに使われています。CSRと言って何か特別に取組みや活動をするというより、企業活動全体が社会と密接に関わっていると考えています。
まどか:
経営理念の最初に書かれているのが、信用・信頼を大切にするグループであり続ける、というのもまさにCSRの考え方ですよね。

菊池氏:
当社はグループ会社を含めると、8万人以上の社員がいます。更にその家族、お客様など多様なステークホルダーとの良好な関係を保ち、地球環境への配慮や社会貢献活動を通じて、企業価値の向上と社会の発展に寄与したいと考えています。こうした考え方の基礎として、コーポレート・ガバナンスやコンプライアンスを重視した経営を行っています。

3つのエコと革新的な技術開発

林氏:
当社は、事業活動が環境に及ぼす影響を認識し、エコプロセス、エコプロダクツ®、エコソリューションの3つのエコと、革新的な技術開発の4つを柱とした“環境経営”を基軸にしています。
まどか:
3つのエコとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

林氏:
まず、「エコプロセス=つくるときからエコ」です。当社は世界最高水準の資源・エネルギー効率で鉄を生産しており、製鉄プロセスで発生するガス、熱や圧力エネルギーを100%回収し、無駄なく有効に活用しています。これらは発電にも利用され、自社で必要な電力の84%を賄い、更に一般家庭や産業向けなどにも供給しています。
まどか:
作った電力を社会に供給しているのは凄いですね。ある意味、発電所の役割もあるのですね。

林氏:
次が、「エコプロダクツ=つくるものがエコ」です。環境・社会報告書2014で紹介しているのが“スーパーダイマ”です。これは従来の“溶融亜鉛めっき”にアルミニウム、マグネシウム、シリコンを加えることで耐食性が4倍になった、弊社が開発した製品です。さびにくいため建材として様々な用途に幅広く使え、省資源・省エネルギー、長寿命で低コストなのです。
まどか:
素晴らしいですね。これも、やはりリサイクルできるのでしょうか。

林氏:
もちろんです。鉄の最大の強みは「無限リサイクル」です。回収されたスクラップは、製鉄原料として利用することが何度でも無限にできるのです。また、自動車は軽量な程燃費が良くなることから、軽量素材の適用が進んでいます。しかし、その製造段階で大きなエネルギーを消費したり、廃車後の素材リサイクルが出来ないと、製品のライフサイクル全体では二酸化炭素の排出量が増大することもあり得ます。
まどか:
なるほど。断面的な観点ではなく、素材のリサイクルまで含めたライフサイクル全体で、環境負荷を考えることが重要なのですね。

林氏:
その通りです。最後に、「エコソリューション=世界へ広げるエコ」です。製鉄プロセスにおける熱分解処理のノウハウを生かし、廃プラスチックの再資源化に貢献しています。現在では全国6か所の製鉄所で展開し、全国をカバーするプラスチックの受け入れ態勢を確立し、全国で回収される廃プラスチックの約30%を当社で再資源化しています。
まどか:
製鉄の技術が、循環型社会づくりに活かされているのですね。

林氏:
また、二酸化炭素の排出削減を世界規模で考えたとき、日本の優れた技術を中国やインドなどの途上国に伝えていくことが最も効果的だと考えています。
まどか:
世界最高レベルの省エネルギー技術が伝われば、地球温暖化などグローバルな環境対策の取組みに貢献できますね。

林氏:
世界最高水準のエネルギー効率を更に向上させるため、日々の積み重ねだけではなく、根本的に二酸化炭素を削減するための革新的技術開発にも取り組んでいます。当社を含む高炉4社と新日鉄住金エンジニアリングが“革新的製鉄プロセス技術開発(COURSE50)”を推進中で、このプロジェクトは二酸化炭素排出量を30%削減することを目標としています。
まどか:
30%削減となると、日々の積み重ねだけでは達成できないですよね。

林氏:
そうですね。こちらのプロジェクトのうち水素還元については、既に実証試験をクリアし、実操業に向けた試験高炉を君津製鉄所で建設予定です。また、二酸化炭素の分離回収については、炭酸ガス製造目的での商業1号機が室蘭製鉄所で稼働予定です。
まどか:
これから更なる効率化の追求、研究開発が進めば、世界規模の地球温暖化対策にも大きく貢献できますね。

林氏:
総合力世界No.1の鉄鋼メーカーを目指し、これからも地域レベルから地球規模に至る様々な環境課題に対して積極的に取組んでまいります。

企業情報

非公開: 新日鐵住金株式会社

本社所在地: 東京都千代田区丸の内 2-6-1
TEL: 03-6867-4111

インタビューを終えて

鉄鋼業は、エネルギー消費が多い産業であることを認識し、責任を持って環境経営に取り組まれているのが印象的でした。 中小企業や家庭など、例え大きな影響に直結しなくても、こういった考えは大切なのだと思います。 影響力が大きい会社として、これからもモデルになるような活動が楽しみです! フォーカスに載せた、先進モデルの森づくりと海の森づくりもチェックして下さいね。



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