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まどかの企業フォーカス

アサヒグループホールディングス株式会社

まどかの「企業フォーカス!」

今回はアサヒグループさんの社会貢献活動の主要な取り組みについて紹介します。
これらは、社員の皆さんのボランティアによって成り立っている部分が大きく、それぞれの活動にいろんな形で参加でき、どれもアサヒグループさんらしい取り組みです。
CSR部門の浅山貴子さん、渡辺知広さん、宮本藍さん、澤崎公美さんから話を伺いました。

「アサヒ若武者育成塾」

最初に紹介するのは、「アサヒ若武者育成塾」です。
2006年から始まったこの活動は、積極的に地域活性化に取り組もうとする意思のある高校生を対象としたプログラムです。約半年間に及ぶ活動を通し、自ら地元地域の課題を考え、周りを巻き込みながら解決に向けて行動する、志の高い地域のリーダーを育成することを目的としています。
その特徴の一つが、夏合宿から成果発表までの約半年間、アサヒグループの社員の方が推進役として1つのグループに1人つくこと。個々の活動へのアドバイス・サポートをするそうです。
「推進役はチームアシスタントと呼ばれ、今年は20代から50代の幅広い社員が参加しました。若い社員にとっては、ファシリテーションをする機会はまだ社内ではなかなかないのでいい経験になるようですし、上の年代の社員は、高校生のひたむきさや熱意に初心を思い出す者も多いようです。もっと色んな社員に経験してもらいたいなと思います。」(浅山さん)
半年間という長期間でボランティアとしての参加になるので、なかなかハードルが高そうですが、その分得られるものも非常に大きいのですね。
中には担当した高校生とその後も連絡を取っていて、大学合格の報告を受けたりする社員の方もいらっしゃるそうです。

またアサヒらしいプログラム、地域を本当に活性化できるリーダーを輩出するプログラムを目指す中で、様々な内容の変更もあったそう。
「今までは環境がテーマだったのですが、今年から当社のマテアリティに合わせて環境と食をテーマにしました。それにより、農業高校や専門学校の生徒だけでなく、さまざまな学校の生徒から応募がありました。当社の事業である食について様々な観点で、幅広い高校生に論文を応募してもらえたのは良かったです。」
高校生をターゲットにしているのは、高校卒業後は就職や進学などで地元を出る人も多く、地元に根付いた状態で地元地域について考えることができる最後の世代だからなのだそう。この時期に「地元地域についてじっくり考えること」を経験することが、地元を離れたとしてもゆくゆくは地元地域の持続可能な未来や活性化に向けて行動できる人材創出につながる、という考えからだそうです。
各地域のリーダーを生み出したい、という目的のため、今年は夏合宿の内容も刷新したそうです。
「今までは山に行って間伐体験をしたり、海に行って生物観察をしたり、と自然体験学習がメインの内容でしたが、より地域の課題解決力を身に着けるため新たにスタディツアーを実施しました。市役所の方に地域が抱える課題と解決に向けた取組みをお聞きしたり、地域の課題解決のために尽力されている個人や団体、観光農園や道の駅で働かれている方々に地域活性化への思いや取組みを学んだりするような内容です。今後はもっと、周りの巻き込み方、情報発信など、解決へのアプローチの力を身に着けられるようなプログラムにしたいと考えています。」(浅山さん)

まだまだ社内外ともに認知度が低いことが課題だそうですが、今年は初の試みとして成果発表会をインターネットで生中継したそうです。
夏合宿でお世話になった方や、地元にいらっしゃるご家族や関係者、また社員の方にも気軽に見てもらえるのは良いですよね。
「参加者からは、気づきや刺激が本当に沢山あったという感想が寄せられています。夏合宿の内容は、大人でも学ぶことが沢山ある内容ですし、高校生の取り組みから社会課題に気づくきっかけになり、当社の事業を通じた社会課題解決につながるものも出てくると思っています。」(浅山さん)

社員の有志による募金制度「アサヒワンビールクラブ」

次に紹介するのはアサヒワンビールクラブです。
アサヒワンビールクラブは「ビール1杯分の社会貢献を」を合言葉に、2002年にスタートしたグループ社員の有志による募金制度です。
1口200円を給与から天引きして積み立て、様々な社会貢献活動をしている団体へ寄付をしています。
「大きな特徴は、何といっても気軽に始められることです。手と足を使っての活動は時間がないとできないので、やりたくてもできない人もいると思いますし、社会に役立つことをしたいけど、何ができるかわからないという人も多いと思います。そういう社員が社会貢献と向き合うきっかけになればと思っています。」(宮本さん)
また、地域に密着している中小規模の団体を支援したいという考えから、寄付先に関しても自分たちで決めているそう。

年に4回寄付先を募集し、最後は全会員による投票で寄付先を決めるということです。寄付先を推薦するために団体を調べたり、資料を請求したりすることによって、つながりを持つことができるのは素晴らしいですね。
また、寄付金が何に、どのように活用されたのかフィードバックすることで、自分たちのお金がどのように活用されたのかを知ることができます。
アサヒグループの社員さんは仕事が終わってからお酒を飲む機会もよくあるそうですが、その仕事終わりの一杯が「うまい!」という喜びや感動を、ビール1杯分の社会貢献として社員参加型の活動にするのはまさにアサヒさんらしい取り組みだなと感じました。
また、2002年からスタートし15年以上続いているというのも素晴らしいなと思います。
200円という小さな一歩かもしれませんが、それが社会貢献への意識を高めるきっかけになり、更に継続することで大きな力になる、素敵なプロジェクトです。

20年継続「アサヒKIDSプロジェクト」

3つ目に紹介するのは、「アサヒKIDSプロジェクト」です。
1997年から始まり20年も継続しているこのプロジェクトは、一人の社員の方が社会的養護を必要とする子ども達の社会課題を知り、問題意識をもったことから始まったそうです。
当初は首都圏で始まり、現在は担当者が全国8か所の地区にいて、業務として担当しているそう。
そのため、沢山ある社会貢献活動の中でも認知度は高いそうです。
このプロジェクトは、親元を離れ施設で生活している子どもたちに社会との接点をつくることで、将来生きていくための社会性を身につけるお手伝いを目的としています。具体的には、BBQやボーリング、社会科見学などを、社員の方と一緒に楽しんでいるそう。
「この活動の特徴は、大人への愛着、信頼関係を築くことが大切なので、なるべく子ども一人に社員一人がつくようにしています。また、一回で終わるのではなく、各地区決まった施設で継続して実施しています。」(澤崎さん)

子どもたちのほとんどは、施設の外に出る機会が非常に限られているため、大人と密に触れ合う機会も少なく、世の中に順応する事が苦手な子供たちが多いのだそうです。
1日、一人の大人を独占できるのは施設で生活している子どもたちにとっては、貴重な経験ですよね。
「私は新入社員の時に初めて参加したのですが、1日がかりで心身ともにパワーを使うのですが、子どもたちが純粋に笑顔で楽しんでいる姿を見ると参加して良かったなと感じました。また、このプログラムでは社員同士もニックネームで呼び合う決まりがあり、上下関係が全くなくなるので、社内とは違ったコミュニケーションが生まれるのも魅力の一つです。」(澤崎さん)
ニックネームで呼び合うことで、社員の方同士も業務を忘れて純粋に楽しむことができるのだろうなと感じました。
やはり、自ら参加して実際に触れ合うことで感じるものは、非常に大きいですよね。
色んな想いを実際に感じられるからこそ、これだけ続いている活動なのだろうなと感じました。

気軽に社会貢献に参加できるところからスタート

最後に、2008年からアサヒグループのCSR活動推進主管部署に在籍している渡辺さんにお話しを伺いました。
「社会貢献活動に個人が一市民として取り組むのも良いのですが、たとえば、会社として集約した活動を行うこと、そして単発の支援に終わらせず、継続した活動にしていくことで社会にもたらす効果もおおきくなるのではないかと考えています。
そのため、従業員個人が気軽に参加できて、気負うことなく継続できるような仕組み・雰囲気が企業の中にある、ということも大事なことではないかと思います
「牛に引かれて善光寺参り」ということわざがありますが、社会貢献活動に参加する際に初めはその気がなくても良いと思うのです。周囲の同僚たちと一緒に気軽に参加できるところからスタートして、社会の現状や課題に関する気づきがあったり、視野・知見が広がったりしながら、少しずつでも意識が変わっていくのではないでしょうか。その中で、たとえば、個人として何ができるだろうか、また、本業を通じて企業としては何ができるだろうか、といったことにまで思いが及ぶようになるのではないかと思っています。」(渡辺さん)

社会貢献活動に対する意識の高さに関係なく、参加できるさまざまな活動があるというのは、CSVを推進していく中で素晴らしい環境だなと感じました。
中期経営方針でESGへの取り組み強化をコミットメントしたことは、トップダウンの視点では非常に重要ですが、それだけでは成果には結び付きにくいと思います。
その点、アサヒグループさんはさまざまな形で参加できる社会貢献活動があり、社員の方一人ひとりにも浸透しやすい環境が整っているのだなと感じました。
アサヒグループさんの社会との共通価値を生み出す活動に、今後も期待しています。

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