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「音のかなたへ」~毎日希望奨学金チャリティー企画~

開催日:9月24日(木)18:30-20:00 イベントのカテゴリー:タイアップイベント

毎日希望奨学金チャリティー企画「音のかなたへ」が9月24日、毎日ホールで開かれました。
 企画室 篁・U.S.A. (榎戸敬子代表)が企画、YAMAHA、新見楽器、ホテル日航プリンセス京都が協賛しました。
タイトル「音のかなたへ」は梅津時比古・桐朋学園大学学長(毎日新聞特別編集委員)の毎日新聞夕刊コラム「音のかなたへ」にちなんでいます。
 第1部は、マリンバ奏者の菅原淳さんと、ピアノの森浩司さんによる音楽演奏です。カザルス「鳥の歌」、ブラームス「ハンガリア舞曲 第6番」、ハチャトゥリアン「剣の舞」、モンティ「チャルダッシュ」の4曲を演奏しました。
 「鳥の歌」はカザルスが1971年に国連で演奏したことで知られています。カザルスが作曲した「国際連合への賛歌」がカザルスの指揮で演奏され、国連事務総長から国連平和賞が贈られました。その際、平和を願う歌としてチェロで演奏したのがカタロニア民謡のこの曲です。菅原さんは「平和を願うこの曲を聴いて涙を流した記憶があります」と語りました。ハンガリア舞曲 第6番はMBS毎日放送のMBSこども音楽コンクール地区大会で、当時小学生だった菅原さんが演奏した曲だそうです。
 会場からは盛大な拍手が贈られ、アンコールに応えて、シューマンの「トロイメライ」など2曲が披露されました。
 第2部は梅津さんのトーク、梅津さんと菅原さんとの対談です。梅津さんはマリンバについて、「一つ一つは点なのに、それが線になって、柔らかく聴こえるのだなと思いながら聴いていました」と感想を述べました。
 梅津さんがまず語ったのは、寒さについてです。「私はヨーロッパにいた時がありますが、寒さが厳しい。ドイツの教会で座っていると、凍り付いてしまうぐらい寒い。冬に言葉が凍って、それが春になって溶けてくるという話がヨーロッパにはたくさんあります。春になると、まず子音が聴こえてきて、それからささやきが聴こえてくる。その話を読んだときに、もちろん、そんなことは実際にはないのですが、きれいだな、Sの子音やささやきを聴いてみたいなと感じました。かたまっていたものが溶けてくる、それが音楽的な瞬間だなと、私は感じます」。
 次に話題にしたのは、少年時代のこと。「クリスマスは子どもにとって、自分の中の世界が壊れていく体験です。僕は小学校3年生の時までサンタさんを信じていました。友だちに、そんなの親がくれていると言われ、うちに帰って母に聞くと、そうだと言われました。壁が落ちていくというか、世界が崩壊するような衝撃でした」。「親戚に乱暴な男の子がいて、自分が好きな曲の入ったクリスマスのレコードを借りたいと言い出しました。いやな予感がして、いやだと言ったら、母が貸してあげなさいと言いました。予感は当たって、レコードは割れてしまいました。親戚の人が違うレコードを持ってきてくれたが、その曲が入っていなかった。その曲をどうしても聴きたいと、今でもクリスマスのCDを見つけては買っています。それは買ったCDのどれかにはおそらく入っているのです。その曲を認識できないだけなのです。こういう喪失感がクリスマスにつきものなのです」。
 梅津さんはコラム「音のかなたへ」で、クリスマスについて「夢が破れた体験」と題して書いた文章を読み上げた後、述べました。「何らかのこだわっていたものが崩れてしまう、溶け出してしまう、そういう瞬間が音楽的瞬間だと僕は思っています。それを何とかして言葉で表現したい。音楽は言葉では表せないと常套句のように言われますが、それは認めたくない。無駄な闘いかもしれないけれども、何とか言葉で表したいと思って、文章を書き続けています」。
 続いては、梅津さんと菅原さんとの対談です。マリンバはピアノと同様の配列をした木製鍵盤をマレットと呼ばれるばちでたたいて演奏します。梅津さんは「たたく」という行為について質問しました。菅原さんは「表面をたたくと、音がそこで止まってしまいます。手先だけだと、いい音がしない。マリンバは本当に難しい楽器ですね。音がつながる演奏をしたいと思っています」と答えました。
 梅津さん「菅原さんのマリンバ演奏は、ぞくぞくとする色気がある。なまめかしさが感じられます。これは菅原さんの体験に基づくのですか?」。菅原さん「作曲家の意図を無視するわけにはいきませんが、自分で解釈して自分の感性で演奏しています」。
 梅津さんが「ご存じない方が多いでしょうが、世界のマリンバにおける日本の位置はすごいのですね。世界各国の学生がマリンバを学ぶために日本に留学しています」と紹介すると、菅原さんは「マリンバのための曲が日本で盛んに作られて、それを学びに来ています」と応じました。
 会場からは、マリンバのたたき方などについて、質問が相次ぎ、菅原さんが丁寧に答えました。
 会場では、東日本大震災で保護者を亡くした生徒や学生を支援する「毎日希望奨学金」への募金協力が呼びかけられました。募金した方には、CD「花と星」(菅原淳・森浩司)がプレゼントされました。
 また、この企画に賛同した東北地方出身者(匿名)から企画室 篁・U.S.A.に、毎日希望奨学金への100万円の寄託があり、榎戸代表から同日、毎日新聞東京社会事業団に渡されました。会場での募金も9万1000円集まり、事業団に渡されました



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