「神田紫のビジネス力アップ講談教室」が1月7日、毎日メディアカフェで開催されました。2020年初の毎日メディアカフェイベントです。
女流講談師の神田紫さんは講談歴40年、日本講談協会会長を務めたこともある講談界の重鎮です。毎月1回開かれている講談教室では、神田さんが講談の歴史や特徴を語った後、参加者が神田さんに習って講談特有のアクセントや強弱をつけ、講談本を語ります。神田さんは「口を大きく開いて講談を語ることにより話す力や表現力が身につき、ビジネス力アップ、日常の会話力向上にもつながります」と話します。
この日はまず、講談調の語りや張り扇について説明しました。続いて、「あいうえお」「いうえおあ」「うえおあい」「えおあいう」「おあいうえ」の口の体操をした後、「真田幸村の大坂出陣」、「『鉢の木』より佐野源左エ門駆けつけ」、「わんぱく竹千代」の講談語りに挑戦しました。「竹千代」は徳川三代将軍家光の幼名。御殿の屋根に雀が巣をつくっているのを見つけ、雀の子を取ってくるよう、大河内長四郎という子どもに命じます。すると・・・という物語。参加者は神田さんに習い、講談語りに挑戦しました。
次回は2月4日(火)午後6時30分から8時まで。参加無料。初めての方も歓迎します。