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神田紫のビジネス力アップ講談教室

開催日:7月2日(火)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:定期イベント

「神田紫のビジネス力アップ講談教室」が7月2日、毎日メディアカフェで開催されました。
 女流講談師の神田紫さんは講談歴40年、日本講談協会会長を務めたこともある講談界の重鎮です。毎月1回開かれている講談教室では、神田さんが講談の歴史や特徴を語った後、参加者が神田さんにならって講談特有のアクセントや強弱をつけ、講談本を語ります。神田さんは「口を大きく開いて講談を語ることにより話す力や表現力が身につき、ビジネス力アップ、日常の会話力向上にもつながります」と話しました。また、張り扇の使い方も説明しました。
 この日は「徂徠豆腐」を語りました。江戸時代の儒学者、荻生徂徠の物語です。芝・増上寺門前の長屋で豆腐を求めた浪人は、その場で豆腐をぺろりと一口で食べてしまいます。「旦那、よっぽど豆腐がお好きなのですね」「いや、恥ずかしながら、金がなくて豆腐しか食えんのだ」。浪人の部屋は書物ばかりの貧乏所帯。同情した豆腐屋は、おからに味をつけて届けました。それからしばらくして、豆腐屋は隣家から出た火事の巻き添えで丸焼けになり、途方に暮れました。そこに現れたのは、かの浪人。大学者になった荻生徂徠先生でした。徂徠は「あの時のおからがあったから、学問ができ、出世することができました。あの時のお礼に」と立派な店を出してくれました。豆腐は「出世豆腐」と呼ばれ、飛ぶように売れ、大繁盛しました。「情けは人の為ならず」を物語る「徂徠豆腐」です。
 この後、宮本武蔵の物語を語りました。姫路城の城下町にある道場を訪ねた場面の描写です。参加者は神田さんに習い、講談語りに挑戦しました。
 次回は9月3日(火)午後6時30分から8時まで。参加無料。初めての方も歓迎します。



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