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東日本大震災から8年「いわき市を盛り上げよう」

開催日:1月2日(日)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:一般公募イベント

復興支援セミナー「東日本大震災から8年 いわき市を盛り上げよう」が2月28日、毎日メディアカフェで開催されました。
 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた福島県いわき市では、NPOや市民による地域活性化の活動が盛んです。このセミナーはNTTドコモ東北復興新生支援室が企画、いわき市で活動するNPO法人TATAKIAGE JAPAN(タタキアゲジャパン)と、NPO法人いわきオリーブプロジェクトの代表が報告しました。
 はじめに、NTTドコモ東北復興新生支援室主査の水野浩伸さんが支援室の取り組みを次のように説明しました。「東北復興新生支援室は2011年12月に発足しました。最初は社内公募でスタッフを集めました。現場思考で活動し、現地の人の声を聴く、そして一緒に考えることに重点を置いて活動しています。地域の社会課題の解決を目指しています。地元、行政、企業の『三方よし』になるとよいと思っています。東北から新しい価値を全国に提供していきたい」
 続いて、具体的な事例を紹介しました。岩手では、音楽を活用した交流事業が進められています。「ドラムサークル」です。年齢、性別、国籍を問わず盛り上がることができます。 2019年ラグビーワールドカップで岩手県釜石市に来る外国人との交流に活用されます。アプリを活用した人流データ分析も取り組まれています。2018年8月の釜石鵜住居復興スタジアムオープニングイベントで実証実験が実施されました。NTTドコモは「レッドハリケーンズ」というラグビーチームを持っており、ラグビー教室も開催しました。「北限のゆずブランディング事業」は、岩手県陸前高田市に自生するゆずを地域ブランドとして産業創造するため、さまざまな支援をしています。「dデリバリーサービス」と連携した東北応援キャンペーンを実施しています。
 福島県では、「タブレットによるコミュニティ支援」が取り組まれています。全国に避難した住民をタブレットでつなぎます。約8000世帯にタブレットを提供しました。配るだけではなく、使い方を教える勉強会も開催しました。「魔法の黒い板(タブレット)で孫とLINEができる」といった感想が寄せられています。旧型のタブレットは回収します。「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」により、メダルの材料になります。「中堅社員研修in楢葉町」は、中堅社員が福島県楢葉町で研修し、課題分析力、提案力を養成します。避難地域で子どもたちが立ち入ることのできない地域に、実際に行ったように感じることのできる「バーチャルふるさと遠足」もあります。
 宮城県では、カキ、ノリを養殖する漁師と実証実験が進められています。ICTブイに取り付けたセンサーで水温、塩分濃度などをモニタリングして、品質向上、収量の安定につなげます。これまでは、水温を実測していたので、労力の節約にもなります。ICTは農業にも生かせます。無肥料・無農薬の自然栽培農法に取り組む生産者と協働した取り組みで、水田センサーによる水温・湿度などのモニタリングをします。「AIを活用した観光支援事業」は宮城県石巻市での取り組みで、AIスタンプラリーのトライアルを開始しました。
 「寄付して応援プログラム」は社会課題解決を目指すNPO等へのクラウドファンディングを活用した支援です。2013年から始まりました。「いわきオリーブプロジェクト」は現在、支援中のプロジェクトです。
 続いて、NPO法人TATAKIAGE JAPAN(タタキアゲジャパン)の小野寺孝晃理事長が話しました。小野寺さんは福島県いわき市出身。前職は都内IT企業で新規事業開発や組織改革など、多様なプロジェクトを担当。在職中ビジネススクールで事業構想修士課程(MPD)を修了。その後、福島県沿岸地域を楽しい地域にするために、2015年7月、いわき市にUターン。現在は、いわき駅前のコワーキングスペースを拠点に町づくり企画全般を行政、地元大学、民間企業と連携して活動しています。
 小野寺さんは次のように話しました。「いわき市は人口34万人。震災前に比べて約3万人、人口が増え、地価も上昇しました。しかし、これからは人口減、地価下落が予測されています。いわき市で生まれ育ち18年、東京で20年過ごしてUターンしました。浜魂(はまこん)や実践型インターンシップに取り組んでいます。浜魂は困っていることを話してもらい、皆でいろいろなアイデアを考えます。食堂のメニューで困っているという女性の話から、バイキングを開くことになりました。みんなが押しかけ盛り上がりました。これまで、百数十人が登壇しました。田んぼアートをやろうという人、地域ネコの保護を始めた人などがいます。サンマを使った商品のネーミングも皆でアイデアを出し合いました。いわき明星大学との連携では、学生が課題解決策を考えました。青年会議所との浜魂もしています。こうした活動が評価され、第9回地域再生大賞の優秀賞を受賞しました。実践型インターンシップは、見学型、体験型とは違う実践型のインターンシップで、経営課題の解決に大学生が取り組みます。起業したい、地域の課題を解決したいといった意思のある学生が参加します。食の商品開発などに取り組みました。女子学生3人はいわき市久之浜のガイドマップ『ひさのはまっぷ』を作り、話題になりました。駅前のコワーキングスペースには、70人近い会員がいます。個人と個人が協力することにより、新しい事業が生まれる可能性があります。いわき市とは新しい形のビジネススクールをつくる計画が進んでいます。いわき市には事業継承に悩む会社が多いので、東京の人にもチャレンジしてほしいと思っています」
 最後に、NPO法人いわきオリーブプロジェクト理事長の松﨑康弘さんが話しました。「いわきオリーブプロジェクトのロゴマークは葉でI( IWAKIのI)、実でO (OLIVEのO)を表現しています。2009年に研究会が発足しました。ハウスで育苗しました。それまでの北限を超えていたので、できるかどうか分からなかった。スペインに行って、オリーブ畑を見てきました。いわき市には耕作放棄地が多くあります。2010年、4500平方mの耕作放棄地にオリーブを植えました。1年後には1m、4年で2m以上に成長します。いま、65カ所に6500本が植えられています。2015年に初搾油をしました。オリーブは24時間、できれば12時間以内に搾る必要があります。タネからではなく、果実からの搾油なので、他の油と機械が違います。全国からボランティアで作業に参加してくれます。日本財団の学生ボランティアも来ています。早稲田大学アメフト部ビッグベアーズの学生が昨日(2月27日)、111本のオリーブの木を伐採する作業をしてくれました。密集しすぎていて、放置すると虫が出てくるなどの問題があり、伐採することになりました。初めて採れたオリーブオイルを官能検査してもらったところ、渋み、辛み、スパイシーなどで、高い評価が得られました。2016年から、オリーブ6次化(6次産業化)の取り組みを始めました。東京都中野区の協力により、『いわき×中野 オリーブの祭典』が2016年4~5月に開催されました。いわき~中野間をオリーブ列車を走らせ、オリーブを運びました。『避難者と暮らす心の絆プロジェクト』にも取り組んでいます。市内35カ所の仮設住宅で暮らす2万3000人との交流です。いわきの苗木は東北各地にも広がっています。福島県の浜通りの市町村のほか、宮城県石巻市でも1500本が植えられました。今回、NTTドコモさんの支援を受けたクラウドファンディングは『オリーブ大収穫祭で、いわきを元気に』を掲げています。3月12日まで寄付を募っています。ぜひ協力をお願いします」
 クラウドファンディングでの支援はこちらから。
http://rainbow.nttdocomo.co.jp/support/donation/
 この後、参加者との活発な質疑応答がありました。



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毎日新聞東京本社1階にある「MOTTAINAI STATION」を毎日メディアカフェとして午前11時から午後6時(イベント開催日は午後8時30分)まで開放しています。新聞や雑誌を読んだり、タブレット端末で毎日新聞ニュースサイトなどを検索したりできます。イベントは全て無料で参加できます(予約制、申し込み順)。

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