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毎日Do!コラボ大忘年会「様々な立場からSDGsを語りあいましょう」

開催日:12月25日(火)16:30~18:00 イベントのカテゴリー:CSRセミナー

毎日Do!コラボ「様々な立場からSDGsを語りあいましょう」が12月25日、毎日メディアカフェで開催されました。
 「毎日Do!コラボ」は毎日メディアカフェが継続的に開催しているCSRセミナーです。今回は、国内外のさまざまな社会問題、社会課題について、企業のCSR担当者やNPO、市民が語り合う場として設定しました。
メディアカフェ事務局の市瀬慎太郎さん(イーソリューション)、冨永浩敬さん(プレシーズ)が進行役を務めました。
 初めに、市瀬さんが次のように話しました。「SDGs(持続可能な開発目標)は17の目標と169のターゲットがあります。日本ではいま、さまざまな社会課題がありますが、中でも大きな問題は高齢化、少子化、第一次産業の衰退、インフラ整備です。2050年の人口は現在の1億2642万人から9500万人に減ります。生産人口(15~65歳)の占める割合は66%から50%になります。66%の自治体は人口が現在の半分になると予測されています。このままでは第一次産業の衰退は避けられません。世界人口は75億人から98億人に増えると予測されており、水や食料、エネルギーの奪い合いが起こる可能性があります」
 この後、参加者との議論を開始しました。戸田建設の矢吹慎悟さんは「農業の六次産業化で、千葉県常総市でイチゴを作っています」と話しました。ソフトバンクの秋山宏次郎さんは「シニアによるシニアのためのスマホ教室」について紹介しました。
 太陽生命の秋山清重さんは次のように話しました。「2016年3月に認知症治療保険を販売開始しました。創業125年の歴史に残る爆発的売れ行きでした。続いて、認知症予防保険も販売しましたが、これも絶好調です。生保は歴史的な転換期にあり、かつては『大黒柱に何かあったら、家族をどう守るか』を考えていましたが、これからは『大黒柱が元気に働くためにどうするか』が問われています。認知症予防保険では、契約の翌年から予防給付金を払います。筑波大学准教授が考案したスクリーニングがあります。軽度認知障害の段階で気がつき、生活習慣、運動を見直すと認知症予防効果があります。スクリーニングは少量の血液で判定できます。2万円ほどかかりますが、予防給付金でこれを受けませんかと呼びかけています。『クアオルト健康ウオーキング』にも取り組んでいます。温泉などに滞在して、ウオーキングします。予防給付金でツアーに行きませんかとも呼びかけています。社員で体験プログラムを実施したところ、効果が出ています」
 戸田建設の矢吹さんは「少子化対策では、リクルートの幅を広げる。大卒に限らない、中途採用で転職者を受け入れるようにしています。働き方改革では、フレックス制を導入しました。10~15時は会社にいますが、それ以外はフレックスです。無駄な残業をしなくなり、生活が充実したと、社員からは好評です」と話しました。
 毎日メディアカフェCSRナビゲーターの松田まどかさんは「東京で子どもを産んだ友人の多くは保育園に入れませんでした。2人目の子どもができて、保育園は当選したものの2人が別々の保育園で、しばらくがんばっていましたが、結局は仕事を断念したという人もいます。私は岐阜県高山市の出身です。友人の中には高山に帰りたいと思っている人もいますが、戻っても働き口がないのが現状です」と話しました。これを受けて、ソフトバンクの秋山さんは「大学生が就職するとき、初任給で比較すると、一般には東京のほうが地方よりも高い。よく考えると、東京は家賃や物価が高いのですが、初任給だけの比較で考えると地方が不利になってしまいます」と指摘しました。
 ジョンソン・エンド・ジョンソン社会貢献委員会の伊藤佐和さんは、子どもへ支援、女性への支援、東日本大震災復興支援などに取り組むNPOへの助成制度について説明し、「NPOが集まる場所を設け、NPO同士が知り合う機会を提供しています」と述べました。
 また、リディラバ社員でNPO法人YouMe Nepalでも活動する藤野荘子さんはYouMe Nepalの取り組みを紹介しました。このNPOはネパール出身のライ・シャラドさんが代表で、ネパールに小学校を建設する活動をしてきました。今年、新たな活動として、ネパールでオンライン教育をすることを計画し、クラウドファンディングで支援を呼びかけました。1041万円が集まり、目標を達成しました。
 続いて、リディラバの代表、安部俊樹さんが登壇して、社会課題とビジネスについて話しました。「13歳のとき、父親が家を出ました。借金取りが家に来ました。路上生活をしていた時期もあります。大人から声をかけられることは少なく、大人は冷たいと思っていました。声をかけてくれた数少ない大人は、『夜回り先生』と呼ばれる水谷修先生でした」と、困難な環境に置かれた少年時代を振り返った後、次のように話しました。
 「学生時代、社会問題の現場、当事者はどんなことを考えているのかを知ろうと思い、拉致被害者、過労死した方の遺族などに話を聞きに行きました。その経験から、社会問題には共通する点があると思いました。問題解決しないのは『興味がない』ことに尽きるということです。皆にとって、自分の問題ではない。『関心の壁』です。何をもって社会問題というか、誰も定義していないし、社会問題の情報が一括化されていないという『情報の壁』もあります。社会問題の現地に行けるすべがない。そこで、社会問題を知りに行こうというスタディーツアーを始めました。事業化が必要だということで、会社を設立しました。新聞と旅行会社とシンクタンクを足して3で割ったような会社です。社会問題を調べて旅行のコンテンツにします。現場に行く250種類のツアーがあります。例えば、風俗で働く女性に話を聞く。風俗産業の問題は性ではなく、労働の問題です。ホームレスに話を聞くツアーもあります。雇用がないからホームレスになるのではなく、ほとんどは精神疾患を持っているという実状が分かります。企業や学校に、教育旅行を企画・提案しています。修学旅行や企業研修にスタディーツアーを組み込んでいくのです」
 さらに、「社会課題をビジネスマンが学ぶべき理由」として、「社会課題には事業課題のタネがかなり多い。マーケットが大きく、競合は少ない。社内起業コンテストをすると、自分の課題解決のネタばかりが提案されるという現実があります。自分以外の課題を知らない。それをインプットする。能力開発の場所にもなります。課題設定能力、事象を構造化する能力がつきます。自分もいずれ当事者になる可能性があり、その予防にもなります。社会問題は事業としても個人としても重要になると思います」と話しました。
 リディラバは「社会の無関心を打破する」と掲げた「リディラバジャーナル」(有料の記事配信メディア)を運営しています。
https://journal.ridilover.jp/users/lp
 最後に、市瀬さんは「今後もSDGsについて考えるセミナーを継続して開催します」とまとめました。

リディラバの代表、安部俊樹さん



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毎日新聞東京本社1階にある「MOTTAINAI STATION」を毎日メディアカフェとして午前11時から午後6時(イベント開催日は午後8時30分)まで開放しています。新聞や雑誌を読んだり、タブレット端末で毎日新聞ニュースサイトなどを検索したりできます。イベントは全て無料で参加できます(予約制、申し込み順)。

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