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アラビア文化への誘い ~ サウジ人 母国を語る

開催日:11月27日(火)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:アラビアシリーズ

「アラビア文化への誘い~サウジ人 母国を語る」が11月27日、毎日メディアカフェで開かれました。
 サウジアラビアの国営企業サウジアラムコを親会社に持つアラムコ・アジア・ジャパンがアラビア文化に親しみを感じてもらいたいと企画した「アラビア・シリーズ」の第2回。講師はアラムコ・アジア・ジャパン執行役員で、日本在住歴30年以上のサウジアラビア人であるサード・アルカティーブさんです。アルカティーブさんはサウジアラビア出身。1986年来日、93年早稲田大学理工学部卒業、97年東京電機大学理工学研究科修士課程修了、2000年東京商船大学工学博士課程修了、アラムコ・オーバーシーズ・カンパニーB.V. 東京支店(現アラムコ・アジア・ジャパン)入社。現在、アラムコ・アジア・ジャパンの執行役員、ビジネス・オリジネーション&テクノロジー部部長として、新規事業開拓に従事しています。
 最初に、アラムコ・アジア・ジャパン経営企画室で広報を担当する石井陽子さんが「アラムコ・アジア・ジャパンはサウジアラムコの日本法人です。サウジアラムコの社員は約7万人。日本の原油の40%はアラムコから供給されています。アラムコ・アジア・ジャパンは原油販売サポートなどの本業のほか、被災地支援、環境保全、アラビアと日本の交流活動などに取り組んでいます。より多くの方々にアラビア文化を知ってほしいということで、アラビア・シリーズを企画しました。サード・アルカティーブ執行役員は味噌汁の出汁にもこだわる人です」と挨拶しました。
 日本在住32年のアルカティーブさんは流暢な日本語で話しました。「サウジアラビアの文化を話すと友人に言ったら、『日本に32年。サウジアラビアには17年しかいなかった人がサウジアラビアの文化を語れるのか』と言われました」と笑いを誘いました。
 まず、「サウジアラビア基礎知識」です。「発音は『サウディアラビア』です。サウディではなくサウジと言うのは、日本人がディを発音できないからかと思ったのですが、そうでもない。最初に聞いた人がサウジと聞こえたのかもしれません。建国から88年。記念日の9月23日にナショナルデーを盛大に祝います。人口は3200万人。公用語はアラビア語。アラビア語を話す国は22カ国あります。面積215万平方kmで、日本の5.7倍です。宗教はイスラム教。国旗の旗地は繁栄を表す緑色です。サウジアラビアの国旗は、イスラム教の神聖な色であり、繁栄を表す緑色で、中央にアラビア語で、イスラム教の信仰の言葉「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使徒なり」と書かれています。そのため、いつ、いかなる場合であっても半旗掲揚をしないことなどが特徴的です。サウジアラビアは全部で13州に分かれて、これらの州はさらに、県や市や町に分かれています。サウジアラビアといえば、イスラム教の人々にとってイスラム教誕生の地であり、2大聖地がある聖なる土地なのです。この2大聖地であるマッカの聖なるモスクとマディーナの預言者モスクの土地は、人生において一度は訪れたい聖なる土地となっています。また逆にサウジアラビアの国民にとっては、この2大聖地を守護していることと、さらに世界中から訪れる巡礼者を受け入れることは、大きな栄誉に思っています。多くのイスラム教徒が安全に気持ちよく巡礼できるように力を注いでいるのです」
 続いて、風景写真を見せました。緑豊かな自然の写真、雪が降っている写真もあります。「砂漠の印象が強いでしょうが、緑の豊かな自然がある地域もあります」と述べました。
 ここで休憩タイム。参加者に、アラビックコーヒーとナツメヤシの実(デーツ)が配られました。サウジアラビアの伝統的おもてなしです。「実にはたくさんの種類があります。嚙めば嚙むほどフルーティです。アラビックコーヒーは普通のコーヒーとは味が違う。国の北と南でもコーヒーの味が全く違います。デーツはお好み焼きのソースにも使われています」
 続いて、ハラルについて説明しました。ハラルはイスラム教上、食べることの許される食材や食事のことです。「動物は言葉がしゃべれません。コーランには、神が動物を与えたと書いてあります。屠畜する前にお祈りを捧げる。生きるためにあわれな動物を殺します。ナイフを見せてはいけないし、すぐに死なせないといけません。ポーク(豚肉)がだめというのは決まりです」
 さらに、「サウジアラビア昨日と今日」として、過去と現在の姿を紹介しました。アルカティーブさんが卒業した小学校は校門が土でできています。一方、現在の小、中,高等学校や大学は近代的な建物です。「私が来日した年はサウジアラビアには大学は7校しかなかった。今は80校以上です。サウジ政府は石油のお金を教育や人材開発国づくりに回しています。学費も不要です。ヘルスケアシステム(医療制度)にも力を入れています。結合双生児の分離手術を国内外から政府負担で受け入れています。電子政府がすごく進んでいて、パスポートの更新をショッピングモールでもそのための機会が置いていて手続きできるようになりました」と、サウジアラビアの国づくりの進展を語りました。 
 この後、会場からの質問に答えました。サウジアラビアの祭りについての質問には、「イスラム教はコミュニティを大事にします。1日5回のお祈り。しばらく来ないと誰かが見に行きます。祭りは断食が終わったとき、巡礼の終わったときなどにあります。地域の祭りは日本みたいになく、結婚式などを盛大にします。1000人規模で集まることもあります。キャンプも好きです」と答えました。「帰国する際、日本からのお土産は何にしますか」の問いには、「日本製化粧品は女性に人気ですので一番喜ばれる」、日本とサウジアラビアの関係については、「子どもたちの交流を大切にしたい。子どもはポジティブです。子どもが夏休みに交流するようなことができたらうれしい」と話しました。
 最後に、石井さんが「サウジアラビアでは観光ビザのシステムづくりが進んでいます。一般の人の旅行が可能になったら、ぜひ訪れてください」と呼びかけました。



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