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ブルガリアフェア

開催日:10月20日(土)10:30~16:00 イベントのカテゴリー:未分類

毎日メディアカフェのイベント「ブルガリアフェア」が10月20日、毎日ホールで開催されました。
 日本、ブルガリア両国の相互理解、交流の促進に取り組んでいる日本ブルガリア協会が企画しました。第18回の今回、初めて毎日メディアカフェのイベントとして開かれました。
 初めに、猪谷晶子日本ブルガリア協会理事長が挨拶しました。「ブルガリアでは日本大使館が10月に文化月間を開催しています。文化交流はますます盛んになっています。今年は安倍首相のブルガリア訪問、ドイチェフ副首相の来日がありました。来年はたいへん重要な年です。天皇とブルガリア国王が会って交流を始めた交流開始110年、外交関係樹立80年、戦後の外交関係再開60年になります。日本とブルガリアはずっと仲良くしてきた国ですので、皆さまのお力を借りながら、交流を強めていきたい」と話しました。
 次に、ブルガリア共和国大使館のボリスラフ・コストフ特命全権大使が挨拶しました。安倍首相の公式訪問など両国関係について説明した後、「日本、ブルガリア両国は今までにない信頼レベルに達しています。ブルガリアフェアはブルガリアの文化、食などを紹介してくれます。両国の相互理解、協力を広げるため努力している日本ブルガリア協会に感謝しています」と述べました。
 続いて、毎日新聞の小松浩主筆は「ブルガリア関係の毎日新聞記事をデータベースで検索すると、6944件ありました。明治18年(1855年)、セルビアとブルガリアが開戦という記事が最初です。最近は地方でブルガリアの人と日本人の交流の記事が多く掲載されています。ブルガリアフェアが両国の絆を強めるために役に立つよう願っています」と挨拶しました。
 第1部のハイライトは、ブルガリアで開催された第24回日本語弁論大会の優勝者ガブリエラ・スタイコヴァさんによる講演です。21歳の大学生。タイトルは「日本に対する私の気持ち」。流暢な日本語で、次のように話しました。
 「昔からあこがれだった場所にいま立っているのが夢のようです。心の底に抱いていた日本への思いを伝えたかったのです。弁論大会の前は緊張してよく眠れず、体調を崩していました。周りの人たちの日本語能力が高く、自分なんかが勝てるわけがないと思っていました。優勝したときは、喜びのあまり気を失いそうになりました。気持ちを伝えられたことがうれしかったのです。
 中学校のころは悪い子でした(笑い)。自分を甘やかして遊んでいました。目的のない人間でした。いじめられていました。ある日、先輩に日本のドラマを見るように言われました。『ROOKIES』(ルーキーズ)。ある学校の野球部で、不祥事で活動停止になりますが、教師のひたむきな指導で甲子園を目指す物語です。感動して、いじめに負けない、強くなりたいと思いました。諦めない気持ちを学びました。勉強もがんばり、クラスで1番になりました。ほとんどの外国人はアニメやマンガがきっかけで日本に興味を持ちます。日本のドラマで変わることができたことを誇りに思います。いじめられていたのは弱い人間だったからです。お前は何もできないと言われたからです。教室に入ることにさえ恐怖を感じました。日本のドラマを見てから変わりたいと思い、日本語の教科書を勉強しました。何を勉強しているのと聞かれ、日本語だと答えると、お前はばかだと言われました。しかし、意思を強く持って、気にしないようにしていました。次第にクラスメートの態度が変わってきました。日本語だけではなく他の科目も勉強しました。クラスメートは私のことをうらやましく感じたそうです。テストの前にはクラスメートの勉強を手伝ったりしていました。人間として良い人になれたのではないかと思います。ルーキーズのおかげで、180度変わったのです。人間は変われることを日本人に教えてもらいました。
人間は悩みを持っています。それを解決するのは希望を持つことだと思います。夢を持つ権利は誰にも等しくある。それを奪うことは誰にもできない。夢に年齢は関係ありません。誰にも夢を見る権利があります。
 日本人の良い面と悪い面、自分の気持ちを伝えることができないことが多いと思います。人を傷つけたり心配させたりしないよう、感情を表に出さないからです。悩みすぎることはよくありません。もっとオープンになる必要があると思います。つらい思いや悩みを家族や友人に言うことが大事だと思います。日本を愛している外国人がいることを理解して下さい。関西の地震のときは、涙が出てきました。なぜ、日本にいて、力になれなかったのかと。私を救い、夢を持たせてくれた日本のそばにいて、大切にしたいです。日本を愛させてください。前も今もこれからも日本を愛し続けます」
 日本と日本の人々への愛情にあふれたスタイコヴァさんの言葉に、来場者から大きな拍手が贈られました。
 この後、ブルガリアの世界遺産について、世界遺産アカデミー研究員の本田陽子さんが講演しました。ブルガリアには文化遺産7件、自然遺産2件の計9件の世界遺産があります。このうち、「ボヤナの教会」「リラの修道院」「カザンラクのトラキア人の古墳」を紹介しました。まず、古墳から。トラキア人は先住民族で、紀元前にバルカン半島に広大な勢力を誇りました。紀元前4世紀ごろの王族の古墳には、貴重な古代ギリシャ時代の壁画が残っています。「黄金文化がありました。文字を持たないので、謎が多いです。着色された肉筆画の古代ギリシャ壁画は非常に貴重です」と本田さんは話しました。カザンラク一体は「バラの谷」と呼ばれ、5~6月にバラ摘みがあります。観賞用ではなく、ローズオイルの原料となるバラです。
 ボヤナ教会の建立は10~11世紀、13世紀、19世紀の3段階に分かれます。フレスコ画で知られ、13世紀の無名の画家たちによる作品は人間性や感情を表現しており、「ルネサンスの萌芽」と呼ばれるそうです。リラの修道院は10世紀に創建されたブルガリア正教会の総本山。国民の精神的な支えで「ブルガリアの魂」とされます。500年に及ぶオスマン帝国の支配下で、キリスト教信仰とブルガリアの文化を守り抜いたからです。1833年に火事で焼失した後、再建されました。
 最後に、毎日新聞旅行の渡辺和彦旅行課長が「バラ祭りの時期に訪れるブルガリアと世界遺産の旅」の紹介をしました。旅行期間は2019年5月13~22日。バラ祭りの見学、リラ僧院、ボヤナ教会、トラキア人の古墳の3カ所の世界遺産訪問のほか、芸術の町で欧州文化都市のプロブディフ、古都ヴェリコ・タルノヴォを観光します。
 第2部は懇親会。キュフテ、スネジャンカなどのブルガリア料理やワインを楽しみながら交流しました。ブルガリア人力士の虎来欧(とらきおう)さん(鳴戸部屋)も来場しました。元はレスリングの選手で、レスリングの先輩である琴欧州さん(鳴戸親方)へのあこがれから力士を目指しました。虎来欧さんのしこ名は先住民族「トラキア」人にちなんでいるそうです。虎来欧さんはインタビューを受け、「横綱を目指します。日本はサムライの国、めっちゃ好きです」と話しました。「彼女はいますか?」の問いには「います。相撲です」と答え、笑いを誘いました。
 最後に、民族音楽とダンスを楽しみました。



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毎日新聞東京本社1階にある「MOTTAINAI STATION」を毎日メディアカフェとして午前11時から午後6時(イベント開催日は午後8時30分)まで開放しています。新聞や雑誌を読んだり、タブレット端末で毎日新聞ニュースサイトなどを検索したりできます。イベントは全て無料で参加できます(予約制、申し込み順)。

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