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アラスカでの自然豊かな暮らしを語る

開催日:4月18日(水)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:一般公募イベント

「アラスカでの自然豊かな暮らしを語る」が4月16日、毎日メディアカフェで開かれました。
 講師はデナリ・チノ・ネイチャーセンター(DCNC)所長の茅野徹さんと妻の光代さん。2006年から北米大陸最高峰であるデナリ山に近いデナリ州立公園に住み、大自然の中で何年もかけてログハウスを建てました。自然エネルギーの実験、日本の大学生からシニアまでのインターンやボランティアの受け入れをしています。
 デナリ山は英語人名由来の「マッキンリー」とも呼ばれていましたが、2015年に米政府が先住民の言語で「大きな山」を意味するデナリを正式名称としました。冒険家の植村直己さんが登頂後に行方不明になった山としても知られています。
 茅野さんはDCNC所長、米国パシフィック・リム・サービス(PRS)の代表取締役社長。1977年、北海道大学水産学部化学科を卒業。米国アラスカ州を本拠に、ワシントン州、オレゴン州及びカリフォルニア州で、汚染された地下水・土壌浄化技術の研究普及、汚染現場での浄化活動に従事する環境コンサルタントとして活動してきました。また、北海道大学から北海道大学アンバサダー(北大大使)を任命され、大学の国際化に貢献しています。
 茅野夫妻の一時帰国に合わせて、毎日メディアカフェでの講演が企画されました。
 最初に、早稲田大学レジデンスセンター課長の山口博之さんが茅野さんを紹介しました。山口さんの所属する日本自然環境ボランティア協会がDCNCインターンシッププログラムの日本での窓口になっています。山口さんは「茅野さんは『北の国から』(テレビドラマ)の主人公・黒板五郎さんみたいな方です。アラスカの黒板五郎です」と評しました。
 茅野さんは「アラスカの大自然の中で、自然エネルギーの実験拠点、生涯教育の場づくりをしています。アラスカ州は日本の国土の4倍。デナリ山の周辺にデナリ国立公園があり、それに隣接するデナリ州立公園に住んでいます」と話した後、これまでの活動歴について説明しました。日本のボーイスカウトをアラスカに呼んだり、日本の若者をデナリ国立公園・州立公園に貢献させる活動のほか、日本―アラスカ直行航空便の再開を目指す取り組み、「和田十次郎」「フランク安田」というアラスカに貢献した日本人たちの歴史を調査する活動について語りました。
 続いて、2006年にカリフォルニア州から転居した後のログハウス、発電設備づくりについて、たくさんの写真を見せながら、光代さんと一緒に説明しました。キャンピングカーで寝泊まりしながら、手づくりでログハウスをつくっていきました。2009年にはソーラーシステムを導入しました。「冬は使えません」とのこと。雪が太陽光電池に降り積もるし、日射時間・量が少ないからです。風力設備も建設しました。30mの風力タワーと、縦型風力発電装置です。小水力発電装置は自転車の発電機を利用しています。蓄電池が故障して使えなくなったため、今は「空圧電池」という蓄電池の導入を考えているそうです。こうしたログハウスや発電装置は夫妻のほか、訪れる人たちと一緒につくってきました。泊まる若者には、必ず薪割り作業をしてもらうそうです。 
 家を暖める薪ストーブのほか、料理用の薪ストーブもあります。アンティークの優れもので、光代さんのお気に入りです。水は17m掘って地下水を利用しています。2016年には4面デッキが完成しました。手づくりキャビンもあります。「DCNCからは氷河が後退している跡が見られます。デナリ山は酸素ボンベが使用禁止なので、2~3週かけて登ります。標高はエベレストなどよりもずっと低い6190mですから、難しい山と思わないかもしれませんが、登頂成功率は50%を下回ります」
 ログハウスの周りには、ムースが何頭もいます。限られた時期に、高齢のオスだけハンティングが認められていますが、光代さんは「私はハンティングが嫌いなので、うちでは禁止です」と話しました。カリブー、白頭鷲、グリズリーの家族、オオカミなどの姿が見えることもあります。川にはキングサーモンが上がってきます。数多くのベリー類の宝庫でもあります。
茅野さんは「8月末からオーロラが見えます。アラスカの大自然を経験して何かを見つけてほしい。発電技術を組み合わせ、蓄電することに取り組んでいますが、他の地域でも電線のない地域で発電できることにつながります。大自然に感謝し、楽しくやる。それが基本だと思います」と、アラスカを訪れるよう呼びかけました。
 2018年度DCNCインターンシッププログラムは、18歳以上の健康で自然が好きな人、会話ができる程度の英語力、強い精神力のある人が対象。5~10月の最低2週間、最長2カ月間、DCNCに滞在し、車庫・事務所の建設のほか、薪割りや伐採、電気配線などの作業をします。往復渡航費(約16万円)+食費1週間あたり100ドルの費用がかかります。応募締め切りは4月30日。
問い合わせ先は日本自然環境ボランティア協会(jvipa1994@gmail.com)



(写真は左から、茅野さん、光代さん、山口さん)


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