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親子でつくろう!非常持ち出し袋ワークショップ

開催日:2月24日(土)13:30~15:00 イベントのカテゴリー:一般公募イベント

東日本大震災から7年を前に、「親子でつくろう!非常用持ち出し袋ワークショップ」が2月24日、毎日メディアカフェで開催されました。
 企画したのはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社会貢献委員会マネジャーの伊藤佐和さんと、宮城、岩手両県で看護職を目指して学んでいる学生の阿部美沙さん、及川くるみさん、佐藤智行さん、佐藤未佳さん、山口朋花さん、横山華保さんの6人。学生たちは「TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム」で2週間の米国スタディツアーを体験しました。「9.11同時多発テロ」「ハリケーン・カトリーナ」などの現場を訪ね、メンタルケアの重要性などについて学びました。「自分たちが学んだことを人に伝えたい」とワークショップを企画しました。準備には、石川理那さん、澤田陽希さんも協力しました。
 司会は佐藤智行さんが務めました。最初に挨拶した横山さんは「研修プログラムで、災害看護を学びました。学びを伝えたいと思い、企画しました。災害への備えの大切さ、メンタルケアの大切さを伝えたいと思います」と話しました。
 続いて、宮城県石巻市のNPO法人「石巻復興支援ネットワーク」の兼子佳恵代表理事が震災時の経験を話しました。兼子さんは「この時期になると、心が不安定になることがあります。あの日のことは絶対に忘れられません」と話を始めました。地震の後、中学2年生の息子に電話しましたが、連絡がつきませんでした。息子の友だちに聞くと、半分は学校から帰ったけれども、半分は残ったとのこと。兼子さんは「息子のところに迎えに行けませんでした。一番被害の大きかった地域で、本来なら迎えに行くべきだったかもしれません。しかし、震災の半年前、災害時の講習で、まずは自分の命を守る、家族それぞれに自分の命を守ろうという勉強をしていました。それを信じていて迎えには行きませんでした。結局、息子は避難所である中学校の体育館に行き、翌日に帰ってきてくれました」と話しました。3日間は1階が浸水したものの2階は大丈夫だった自宅で過ごしたそうです。
 兼子さんはその後、「何か自分ができることをしなければならない」と思い、NPO石巻復興支援ネットワークの活動を始めました。さまざまな活動を繰り広げ、今年度の「ふるさとづくり大賞」(内閣総理大臣賞)を受賞しました。「現地の人間だからできることをしました」と振り返ります。
 そんな兼子さんも、いつでも元気でいたわけではありません。「人と話せなくなったときに、この子で救われた」というのがカエルの「ピクルス」でした。兼子さんはピクルスを販売している株式会社ナカジマコーポレーション(江戸川区)に連絡を取り、ピクルスをキャラクターに非常用持ち出しリュックを作る提案をしました。同社は兼子さんと相談しながら、2014年に商品化しました。「無事かえるシリーズ」の売り上げの一部はNPOの活動支援にあてられます。
 兼子さんは「まさか自分が被災するとは思いませんでした。災害はいつ起こるか分かりません。ピクルスを災害時の対応を相談する家族の会話の中においてほしい」と語りました。
続いて、非常食が配られました。水を注ぐと1時間ほどで美味しく食べられるドライカレーとエビピラフです。子どもたちはこれに水を入れました。
非常用持ち出し袋のワークショップは、非常食、カード、貯金通帳、毛布、カイロ、スマートフォンのバッテリー、筆記用具、雨具、ラジオ、水など物品名を書いたカードを使います。司会の佐藤さんは「どのくらいの重さ、大きさなら持って行けるかを考えてください。はじめに、子どもだけで考えて、それから親子で話し合ってください」と進め方を話しました。
 各テーブルでは、子どもが選んだものについて、選んだ理由を親が尋ねて意見を言うという姿が見られました。
 最後に、佐藤未佳さんと山口朋花さんがマイクを持ちました。非常食を古いものから順に食べて補充する「ローリングストック法」を説明しました。非常用持ち出し袋に入れるものとしては、「アレルギーのある場合、避難所でアレルギー対応の食べ物を食べられるとは限らないので、用意しておきましょう。飲んでいる薬が分かるお薬手帳のコピーも大事です。ガムテープはメモ帳がわりにもなります。新聞紙は大活躍します。スリッパ、コップ、皿を作れます。簡易トイレも作れます。寒いときは上着になり、おなかに巻くと腹巻きになります。懐中電灯は電池の寿命を確かめておきましょう。タオルはけがをしたときの三角巾にも使えます。ウエットティッシュは髪を洗いたいときに使えます。家族写真を持っていれば、離ればなれになったときに探すために見せられるし、心の支えになると思います。長期間避難所にいるとストレスがかかってくるので、人形やゲームなども必要になります。イヤホンは周りの迷惑にならずに音楽などを聴くために有用です」と推奨しました。
司会の佐藤さんが参加者に感想を求めると、父親からは「マンガやゲームは必要ないと外しましたが、長期間を考えることができていなかった。長期間の避難を想像することが大切だと知りました」との声がありました。子どもからは「いるものといらないものが分かって良かった」との感想がありました。
 佐藤さんは「きょうは各テーブルで、積極的な親子のディスカッションが行われていました。災害は突然来ます。ご家族で話し合うきっかけになるとうれしいです」と締めくくりました。
 参加した家族には、「無事かえるキッズリュック」がプレゼントされました。



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