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松井孝次郎の「触れる地球」で視る「地球のふしぎ」講座

開催日:8月29日(火)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:一般公募イベント

地球のさまざまなデータを映し出せるデジタル地球儀「触れる地球」の魅力を伝えるセミナー「松井孝次郎の『触れる地球』で視る地球のふしぎ講座」が8月29日、毎日メディアカフェで開かれました。
 講師の松井孝次郎さんはコスモスラボ代表。「触れる地球」のコンテンツを開発するNPO法人Earth Literacy Programで、触れる地球のコンテンツ開発に携わるほか、各地で触れる地球のデモンストレーションをしています。触れる地球は毎日メディアカフェにも常設されており、自由に使うことができます。
 松井さんは「触れる地球で地球のことを知り、その奥深さを感じて下さると幸いです」と挨拶し、触れる地球について話し始めました。触れる地球は京都造形芸術大学教授の竹村真一さんがJVCケンウッドと共同開発しました。直径80cm(実際の地球の1600万分の1)の半球ドームスクリーン上に、リアルタイムで雲の画像、地震の震源などを観察できます。まず、雲の流れを映しました。「北半球では、雲は西から東へ流れますが、北極目線で見ると、ぐるぐる回っています。触れる地球では、いろいろな角度で見ることができます」
 次に、大気の説明をしました。「地球の上方は意外に高さがない。雲は上空10kmまでです。触れる地球でいえば、わずか0.6mmです。横にはすごい距離があるけれど、縦にはほんのわずかの空間で生きています。地球温暖化は薄い層で起こっていることです。薄い層だからデリケートです。宇宙ステーションは上空400kmを飛んでいます。アポロは38万kmを3泊4日で行きました。触れる地球を地球だとすると、24m離れたところにバレーボールがあるという感じです」
 台風15号の雲を映した後、地球温暖化の説明をしました。「温室効果は二酸化炭素(CO2)が問題にされますが、実は水蒸気の方が大きい。水蒸気は人間がどうこうできないが、CO2は人間の活動によって増えているから問題になるのです。海があることで水蒸気があり、その温室効果で地球に生き物が住めるようになっています。太陽の光が強いのは正午、地面が最も熱くなるのは午後1時、気温は午後2時が最高です。二酸化炭素は産業革命前は280ppmでしたが、現在は370ppm(0.037%)です。2000年以降のCO2濃度は年々増えています。東ヨーロッパ、インド、中国、ブラジルなどで特に濃度が高い。人口密度と比較的リンクしています。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のシミュレーションを示します。赤は+3℃、黄色は+6℃、白は+10℃。このままの割合でCO2が増えると、北極は完全に白になってしまいます。氷が溶けてしまいます。氷が溶けると、太陽光のエネルギーが海に吸収され、海水温が高くなるという悪循環になります。実は地球の長いサイクルの中で、今は氷河期に向かっています。それなのに、気温が上がっている。短期間にこれほど急激に変わるのは46億年の地球の歴史で初めてです。北半球の国は真剣に考えなければならないと思います。仮に日本が+6℃になると、夏には40℃を超えてしまいます。温室効果ガスを減らそうという国際交渉がされています。2050年に半減するという目標が実現すると、平均+2℃以下で抑えられます。できない話ではない。地道にできるのが電気使用量を減らすことです。電気を使うと、火力発電所からCO2が出ます。もう一つはごみです。プラスチックごみを減らす、分別をすることです」
 また、一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物による大気の汚染状況も示しました。「西風に乗って、汚染物質が流れていることが分かります。日本で環境規制していても、越境汚染の影響を受けてしまう。黄砂は大気汚染に関係ないと思われますが、そうではない。汚染物質が混じっています。環境技術を中国などと共用することが必要です」
 触れる地球では、魚の動きも表示できます。「クロマグロの規制ができるかどうか、太平洋クロマグロの動きを見てみましょう。魚は水温に敏感です。稚魚の時に獲らないことが必要です」
 最後は地震のデータです。「日本、フィリピン、インドネシア、中国、トルコ、メキシコ、チリなどが地震の多い国です。日本は太平洋プレートとフィリピン海プレート、北米プレート、大陸プレートの境界にあります。太平洋プレートとフィリピン海プレートの移動が速く、プレートの沈み込みが速いので、地震がひんぱんに起こります。しかし、それがなかったら、日本列島は誕生しなかったのですから、仕方がないと考えるしかないです」
 参加者は休憩時間中や終了後に、松井さんに教わりながら、触れる地球にふれて、データを動かしてみていました。

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毎日新聞東京本社1階にある「MOTTAINAI STATION」を毎日メディアカフェとして午前11時から午後6時(イベント開催日は午後8時30分)まで開放しています。新聞や雑誌を読んだり、タブレット端末で毎日新聞ニュースサイトや毎日スポニチTAP-Iなどを検索したりできます。イベントは全て無料で参加できます(予約制、申し込み順)。

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