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数独の夕べ

開催日:5月11日(木)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:一般公募イベント

「数独の夕べ」が5月11日、毎日メディアカフェで開かれました。
 まず、日本数学検定協会常務理事兼事務局長の高田忍さんが「数学検定の現状と今後」と題して話しました。日本数独協会は「数独検定」の実施を計画していますが、日本数学検定協会は20年以上にわたって、実用数学技能検定(数検)を実施してきました。
 高田さんは「数学が嫌いと思っている人はどんな数学が嫌いなのか。すごい計算をして解けずに嫌いになるという人が多いのではないでしょうか。『数学は自由である』ということを私は伝えたいと思います。Mathematics(数学)はギリシャ語の『考える』という言葉から発しています。考えるということが数学なのです。ピタゴラス学派は、数学と音楽はつながっている、両方が人間の営みに必要なことだととらえていました」と切り出しました。
 数検の受検者は1年間に36万6000人、累計では500万人に達しました。東南アジアやアメリカでも検定を実施しているそうです。「どの国でも同じ指標で実施します。ビジネスマン向けにビジネス数学も展開しています。数学を身近なものだと体感してもらい、数学の文化を醸成したい。いまは社会と学びが結びついていない。長さ、重さ、時間の感覚が身についていない、概数でとらえることが身についていないと思います。その原因は考えることが不足しているからではないか。逆に言えば、よりよく考えることが学習定着力の高さにつながるのではないかと思います。よりよく考える最適のツールは数独ではないかとも思っています」
 高田さんは江戸時代に人気だった「算額」を現代に甦らせる試みもしています。算額とは、神社や寺院に奉納された和算の絵馬のことで、日本独自に広まった文化だと言われています。問題が解けた喜びを神仏に感謝したり、学業成就を祈願する風習として親しまれてきました。検定協会は1月23日の「算額の日」に、東大寺にまつわる数学の問題を作って奉納しています。高田さんはその例として「東大寺の大仏が東海道53次の500キロを何日で歩けるか」という問題を紹介しました。「神田明神でも算額がありました。庶民が来て皆で考えるということが日常的にやられていました。日本は実は数学大国でした。和算とは違う西洋数学が入ってきた時に、1年で日本語にできた。それは和算があって楽しんでいたことが背景にあるそうです」
 今後、数独協会との連携を考えており、「一緒にやりたいことは『アルゴリズム脳の育成』。より良い解を導くことが脳にとってどのような効果があるのかを研究したい。『なぜ?を発見!できる人づくり』を目指しています」と話しました。
 次に、「10進法について」を後藤好文理事が語りました。
 「数独では1~9の数字を使いますが、これは私たちが10進法に慣れ親しんでいるからです。人類はいつから数字を使うようになったのでしょうか。3番目の部屋に餌を置くと、部屋の配置を変えても3番目の部屋に行くというネズミの実験があります。数字は人間の特権ではなく、動物にもあり、人間とは違う形で数を数えていると考えられます。アマゾン川流域に暮らす先住民はいまだに1、2はしっかりしているが、3以上は適当になってきて、『たくさん』になるそうです。3万年前にホモ・サピエンスは大躍進を遂げました。言語の発達があり、抽象化ができるようになり、数が出てきたと、私は思っています。手の指が10本だから、10進法になったと言われています。古代シュメール人はなぜか60進法を使っていました。時計が12進法なのは月の満ち欠けが年に12回だからと言われています。フランス革命の後、時計を10進法にしたが、混乱して半年でやめたそうです。11をOne-teenではなくElevenとするのは12進法の名残だそうです。 なお、0は7世紀にインドで発見され、その後、ヨーロッパに伝わったようです」。0の発見については、今後の「夕べ」で話したいとのことでした。
 最後は恒例の数独ゲーム大会です。数独団体戦で、参加者が2チームに分かれました。第1回戦はチーム全員で相談して、数独問題を解きました。第2回戦はリレー競争。1人1分の持ち時間で解けるだけ解いて、1分過ぎたら次の人とタッチして交代。先に解き終わったチームが勝ちです。勝ちチームのメンバーに、賞品がプレゼントされました。
 数独の夕べの次回は6月8日(木)18:30~20:00です。初心者も歓迎します。

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