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実はこんなにやっています!プラスチックゴミ対策 ~発生抑制や有効利用~

開催日:8月25日(木)18:30~20:00 イベントのカテゴリー:NPOイベント

直径が5㍉㍍以下の「マイクロプラスチック」ゴミによる海洋汚染について考えるセミナー「実はこんなにやっています!プラスチックゴミ対策~発生抑制や有効利用」が8月25日、毎日メディアカフェで開かれました。
 講師は、日本プラスチック工業連盟(東京都中央区)専務理事の岸村小太郎さんと、一般社団法人プラスチック循環利用協会(東京都中央区)総務広報部広報学習支援部長の冨田斉さんです。特定非営利活動法人荒川クリーンエイド・フォーラム(東京都江戸川区)の藤森夏幸さんが司会進行役を務めました。
 まず、荒川クリーンエイド・フォーラムが、荒川におけるプラスチックゴミの現状について報告しました。2015年度に一番多かったのはペットボトルの3万6905個で、7年連続1位だったそうです。ペットボトル以外にも飲料の瓶や缶が上位を占め、構成比は容器包装類が77%を占めました。藤森さんは、プラスチックゴミを飲み込んだ状態で死んでいる生物の画像を紹介し、「生物の誤飲、誤食の原因となり、人間への影響、生態系へのダメージが懸念されます。ゴミを拾うだけでなく、ゴミをなくすことが大事だと考えています」と話しました。
 続いて岸村さんが、日本プラスチック工業連盟の活動と、業界の取り組みについて報告しました。海洋に流出するプラスチックゴミは、年間480万~1270万㌧。連盟では2011年、「海洋ごみ問題解決のための世界プラスチック業界団体による宣言」に署名するなど、調査や啓発活動を行って来たそうです。
直径3~5㍉程度のプラスチック粒「樹脂ペレット」については、業界に対し、漏出防止の徹底を求めています。2014年に作成されたリーフレットでは、排出溝やピットに捕集用のスクリーンの設置を呼びかけた上で、網目のサイズを1・5㍉以下と指定。こぼれた際はすみやかな捕集を、と呼びかけています。
スクラブ洗顔料、歯磨き剤などに使われる微細なプラスチック粒「マイクロビーズ」についても報告がありました。2015年12月には米議会で使用を禁止する法律が成立。2016年3月には、日本化粧品工業連合会が傘下企業に「スクラブ製品におけるマイクロプラスチックビーズの使用の中止を呼びかける文書」を発信しました。岸村さんは「花王は2016年末までに全廃することを5月に発表し、ライオンは2000年以降使っていないそうです。サンスターも一切使っていないそうです。マイクロビーズは、大手を中心に使用をやめる方向にあります」と現状を報告しました。「今後も業界団体への働きかけに加え、宣言書を作って企業トップに署名していただくなどの活動に取り組んでいきたいと考えています」と話しました。
続いてプラスチック循環利用協会の冨田斉さんが、プラスチックの歴史や、リサイクル(再利用)の方法などになどについて説明しました。協会は廃棄されたプラスチックの適正処理と有効利用のための技術や研究開発、普及を目的にした団体だそうです。
プラスチックは1907年に米国で開発されました。原油の約3%弱がプラスチックになります。製品化されたプラスチックは1057万㌧(2014年)で、うちリサイクルされるのは83%だそうです。
リサイクルには3種類の方法があります。ペットボトルのように繊維化するなどしてプラスチック製品に再生する「マテリアルリサイクル」と、化学原料に再生する「ケミカルリサイクル」、焼却して熱エネルギーとして回収する「サーマルリサイクル」です。
冨田さんは、今年3月まで単身赴任していたという三重県四日市市の事例を、実体験とともに報告。「2週間に1度の不燃ゴミ扱いだったプラスチックゴミが、今年4月から可燃ゴミになりました。総菜のパックなど、洗浄が適当だとにおいが出たりするものですが、週2回の可燃ゴミとして出せるようになりました。私自身は恩恵にあずかることはありませんでしたが」と話しました。「プラスチック自体は便利なものです。ゴミとして扱われずに、もう一度リサイクルされて資源として扱われるように、決められたルールで捨てていただきたいです」と呼びかけました。

写真説明 (左から)冨田斉さん、岸村小太郎さん

日本プラスチック工業連盟    http://www.jpif.gr.jp/

一般社団法人 プラスチック循環利用協会  https://www.pwmi.or.jp/

 



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